円環のねじれ同相写像における準周期軌道の存在
Existence of quasi-periodic orbits for twist homeomorphisms of the annulus
J.N. Mather, Topology 21(1982), 457-467
円環上の任意の面積保存「ねじれ」同相写像 f が,
区間[ρ(f0), ρ(f1)]内のすべての周波数ωの準周期軌道を
持つことを証明する. ωがこの区間にない場合に周波数ωの
準周期軌道がないことを示すことは容易である. この結果を述べるにあたって,
軌道が準周期的であるとはどういう意味かについてはliberalな解釈をする.
すなわち, このような軌道の閉包は円ではなくてカントール集合のことも
あり得る.
ただいま閲覧可能
- tex ファイル
- ps ファイル
- pdf ファイル
>谷川のホームページに戻る
国立天文台のホームページに戻る