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空間1次精度のスキーム

空間1次精度のスキームでは風上側を含んだ差分を取る必要がある。すなわち、 に対しては後退差分、

に対しては前進差分、

を取る必要がある。 このようにとるスキームを1次精度風上差分とよぶ。 これは、1つの式で書くこともできて、

が、の時はと等しく、の時は0となること は容易にわかるだろう。 は、の時はと等しく、の時は0となる。 数値流束は

となるが、この式は

 

のようにも書き直せる。



Kohji Tomisaka
1999年02月16日 18時10分21秒