正準変数を指定しない一般摂動論

    堀源一郎著; 伊藤孝士訳
Theory of general perturbations with unspecified canonical variables
Publ. Astron. Soc. Japan Vol.18, 287 - 296(1966)

正準変換に於けるLieの定理を一般摂動論に適用する。この理論では、(a) すべて の公式は正準不変な形に書けるので、任意の正準変数の組に対して成り立つ、 (b) 任意の量の摂動は、それが要素であろうと座標であろうと、簡単な公式に より明示的に与えられる、(c) 理論は無摂動ハミルトン関数が角変数に依存した り、運動量変数に依存したりする場合にも適用できる。人工衛星の運動を一般論 の応用として論じる。

  • pdf ファイル
    全体 ファイル

    谷川のホームページに戻る

    国立天文台のホームページに戻る