直線三体問題の三体衝突
Triple collision in the collinear three-body problem
Richard McGehee, Invetiones Mathematicae 27(1974), 191-227
古典力学の法則にしたがってk次元空間の中で動いているn個の質点を考えよう.
粒子iが質量m_i > 0および位置q_i ∈ R^kを持てば、負のポテンシャルエネルギーは
次式で与えられる.
U = Σ_(i<j) m_i m_j / ||q_i - q_j|| . (1.1)
ここで||・||はR^kのユークリッドノルムを表わす.粒子の運動は微分方程式系
m_i \ddot{q}_i = ∇_{q_i} U, i=1,2,..., n, (1.2)
によって記述される.ここで∇_{q_i} Uはq_iに関するUの勾配である.
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