式(8)のように書き換えられるには
が条件と
なっていることに注意する必要がある。
これを理解するには、式(8)の一部分を書き下してみれば良い。
式(10)は
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(11) |
であるから、
の成分は
であるが、式(13)の2項目と3項目が0である場合に限って、
右辺はを与える。
短く言うとMHG2021の式(34)
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(14) |
が一般形であって、
の条件を満たすときにのみ、
式(10)が成り立つことになる。
なお、MHDにおけるローレンツ力もマックスウェル応力の発散の形に書き直すと、
のように変形されるが、最終項で
を満足する場合のみ、
(そして
はマックスウェル方程式の一部であるが)
マックスウエル応力の磁場成分、
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(16) |
の発散の形に書ける事に注意すべきである。