図:
MHG21の提案するソース項
の表現で
が保証される説明。
に関する、この図中の番号は、式(37)右辺の項の順番に対応しており、
それぞれの辺がどの線積分に対応するかを示している。
|
このMHG21の表現で、の回転は
となる。
一つの成分について調べてみれば十分なので、成分に着目し、
この式(36)の成分に
を掛けると
それぞれの項は、図1のの長さおよびの
線分に対する線積分を与える。
例えば、第1項は
であるが、図1の太い矢印部分の
の積分値の評価となっている。
式(37)はを取り囲む8個のセルを周回する積分
|
(38) |
を与えるので、がポテンシャル場であれば(そして“ポテンシャル場的”に差分が作られていれば)消えることになる。
それは式(37)に、の具体的な形、
式(32)、(33)、(34)を入れてみれば、
であることで確かめられる。