磁気リコネクション研究の最前線 -太陽・惑星・実験室-


日時:2015年3月10日(火)-11日(水)

場所: 東京大学本郷キャンパス  工学部新2号館10階 電気系会議室5
     http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_03_j.html

主催:・自然科学研究機構・自然科学研究における国際的学術拠点の形成
     シミュレーションによる「自然科学における階層と全体」

    ・東京大学大学院新領域創成科学研究科・日本学術振興会先端拠点形成事業
     「実験室と宇宙のプラズマの自己組織化に関する国際連携」
     (第22回実験室と宇宙のプラズマの自己組織化に関する若手セミナー、第22回ひので−実験室研究会

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 磁気リコネクションは、磁化プラズマ中で磁気エネルギーをすばやく開放する物理機構として、半世紀以上にわたって天体プラズマや惑星磁気圏プラズマ、核融合プラズマを対象とする多くの研究者の注目を集めてきました。それにも関わらず、今なお多くの未解明問題が残されています。これまでの磁気リコネクション研究は、現象の時間・空間スケールや観測手法の違いから、太陽・地球磁気圏・実験室それぞれにおいて独立に進められることが一般的でした。しかし、最近の太陽観測の高精度化、地球磁気圏におけるデータの蓄積と複数衛星観測、それにプラズマ実験装置の大型化などにともない、これらのスケールギャップは縮まりつつあります。また、計算機性能の大幅な向上にともない、大規模数値シミュレーションによる理論モデルの構築も進んでいます。このような背景から、普段は異なる分野で活動している研究者が互いに意見交換する機会を持つことは非常に有意義であると考えられます。そこで、本研究会は、さまざまな分野から磁気リコネクションもしくは関連する現象を対象とする研究者が一堂に会し議論する機会を提供します。本研究会に興味のある方の多数の参加をお待ちしています。

なお、本研究会は『第22回ひので−実験室研究会』を兼ねています。

世話人
富阪幸治, 櫻井隆, 藤本桂三 (国立天文台)
堀内利得, 石黒静児, 宇佐見俊介 (核融合科学研究所)
小野靖, 井通暁 (東京大学)


問合せ先:

藤本桂三
E-mail: keizo.fujimoto [at] nao.ac.jp
Tel: 0422-34-3900 (3495)

Last updated on 2015/3/2