磁気リコネクションは、地球磁気圏プラズマや天体プラズマ、実験室プラズマなど、あらゆる磁化プラズマにおいて普遍的に起きる現象です。大局的にはマクロ(流体)スケールの現象であるにもかかわらず、プラズマの粒子性が重要となるミクロ過程が本質的な役割を担っている、マルチスケールの現象です。これまで、数値シミュレーションや観測を通して磁気リコネクション過程の理論モデルの構築がなされてきました。また、惑星磁気圏や天体における爆発現象、それに核融合プラズマへの応用も試みられてきました。本研究会の目的は、さまざまな分野のリコネクション研究者が一堂に会し、情報交換とおして、磁気リコネクションの基礎物理モデルの構築を促進させるとともに大規模現象における役割を議論することです。とくに、最も身近な天体として太陽に着目し、そのプラズマ環境におけるリコネクションの役割を議論します。 本研究会に興味のある方の多数の参加をお待ちしています。とくに、若手研究者(大学院生を含む)の参加を歓迎します。
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Last updated on 2014/02/10