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Pの分解は
pj+1 |
= |
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|
|
= |
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(11) |
Mの分解と異なり、
は
で、
M > 1の時は
で
、
またM < -1の時は
で
とならなければ
ならないことは、Mの分解からもわかるだろう。
-1 < M < 1の間は、
としては、
関数値が、0と1の間を変化し、連続で微分可能な関数
である、
を採用する。
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(12) |
ここで、はパラメータで、
。
式(10)と合わせると、数値流束は、
の時は、
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(13) |
また、
の時は、
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(14) |
のようになる。
式(12)の関数をいくつかのの
値についてプロットすると、図2のようになる。
の時の空間1次精度のAUSM法のプログラムを用いて、
前とおなじ衝撃波管問題をAUSM法を用いて解いた結果を図3に掲げる。
FDS法、FVS法とほぼ同等の性質の解が得られることがわかる。
図:
LiuのAUSM法による衝撃波管問題の解。
初期条件は同じ。
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Kohji Tomisaka
平成12年2月21日