Figure 3.2: オリジナルのLax-Wendroff法による計算例。左:圧力、右:密度分布
Figure 3.3: 2段階Lax-Wendroff法による計算例。左:圧力、右:密度分布
Lax-Wendroff法は時間2次精度を達成するようにFTCSスキームに拡散に 相当する項を付け加えて得られた。 そこで、ここでも同じようにして流体力学方程式に対するLax-Wendroff法を 導くことにする。
これを用いて、時間微分項を空間微分項に書き換えると
であり、
ここで、はやをと ることになる。は式(3.8)で与えられているので、 前者のの評価法を選ぶとプログラムは以下のようになる。
for j:=1 to jm-1 do begin rhon[j]:=rho[j]-nu/2*(m[j+1]-m[j-1]) +nu*nu/2*(gam1*e[j+1]+gam3/2*m[j+1]*m[j+1]/rho[j+1] -2*(gam1*e[j]+gam3/2*m[j]*m[j]/rho[j]) +gam1*e[j-1]+gam3/2*m[j-1]*m[j-1]/rho[j-1]); ....mとeに対する式は略 end;